水性コーティングの乾燥に
赤外線ヒーターが重要なわけ

カーボン赤外線ヒーターや赤外線ブースターは
水性コーティングを効率良く乾燥します

水性コーティングに使われる中波長赤外線ヒーター

水性コーティングが赤外線で速く乾燥する理由

水は溶剤に比べ蒸発するのに時間がかかります。 そのため、溶剤から環境に配慮したコーティングに替えるためには、乾燥方法を先回りして考える必要があります。赤外線はコート内部にまでしっかり透過するため有効です。

水の吸収は中波赤外線ヒーターの波長領域によく合っています

中波長赤外線が効率的な理由

赤外線の発光波長が乾燥に大きな影響を与えることが知られています。特に、中波長赤外線の光を照射すると、水の蒸発が早くなります。これは、短波長の近赤外線とは対照的に、中波長赤外線は水に非常によく吸収され、その後直接熱に変換されるからです。

カーボン赤外線ヒーターは中波長赤外線の波長領域で応答性に優れています

カーボンヒーターは、中波長赤外線の波長領域で、高出力、優れた応答性が特徴です

カーボン赤外線ヒーターは、効率的な中波長赤外線放射と高出力が特徴で、水性コーティングやワニスの乾燥を高効率で促進させることができます。応答時間はたったの数秒で、制御性に優れていることも特徴です。これまでの数多くの照射試験により、カーボン赤外線ヒーターは、短波長赤外線ヒーターよりもはるかに効率的に水性コーティングを乾燥させることができることが示されています。また、カーボン赤外線ヒーターは、従来の短波長赤外線ヒーターに比べ、乾燥に必要なエネルギーが最大で30%少なくて済みます。

水性コーティングの乾燥に適した赤外線ヒーターの製品